The Lemonheads名作3rdアルバム『Lick』からのシングルカットはスザンヌ・ヴェガのヒットでも有名な名曲カバー!
同郷でもある『Taang! Records』からのリリース。オリジナルは一聴するとリリカルなポップ・ソングであるものの歌詞の内容は、かなり痛切な内容で気軽に歌えないんです。調べれば直ぐ分かるのでまだ知らないって方は調べてみるのも良いかもです。そんな曲をラウドなサウンドにのせ、カバーするイヴァンのセンスがボクは好きだ。歌詞ついでに書いておくと、この曲の歌詞には「He」も「She」も出てこない。元々はスザンヌ(女性)が歌う事により「Luka」は女の子の様な印象を(少なくとも)自分は持った。しかしイヴァンが歌う事で「Luka」は男の子になり・・どこにでもいる小さな子(達)に。
何かを変えるべくして生まれた曲では無く、残念ながらそこかしこで起こっている出来事を切り取った1曲ではあるものの、イヴァンの切ない声とノイジーなギターソロがよりこの曲を際立たせていると思います。
B!はなんとPatsy Clineのカバー。後々顔を出すカントリー・サウンド。という解釈でありましたが、実はそもそも彼が持ち合わせていたセンスのひとつだったと今頃気がつく。紆余曲折な音楽キャリアを送っているイヴァンの中でも最高な瞬間が刻まれた名作シングルです！
US盤 盤質EX オリジナル ブラック/ホワイトマーブル盤 ジャケット良好です。US Black White Colored Vinyl EX
A Luka
B1 Strange
B2 Mad