時を経て2015年夏。
2002年に発行されたzine「CRASH AND BURN」を今更ながら手に入れ読み返す。
コック・スクラッチからプライヴェート・ウェイズへの流れやNEEDLE RECORDSの思惑などが
綴られた、その一見薄い1冊は、そこら辺のゴミみたいな音楽雑誌の何倍も読み応えのある内容で
ここ数日繰り返し読んでいる。本当に嫌になるくらい今更ではあるが
プライヴェート・ウェイズがプライヴェート・ウェイズである理由が納得できたのはこの1冊のおかげ。
すっかり彼らに文字通り踊らされつづけているワケですが
気分は悪く無い。
君も踊らされてみませんか?
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とにかく最高なパンク・チューン!
(以下ブログより転載)
「自分達のロックを自分達の音でやろう」(DOLL March 1998 NO.127 より引用)
(やはり)はじまりは、V.A./クロロホルム
そこに収録されていた、コックスクラッチ。
これぞパンクなインナースリーブや安全ピンをあしらったレーベルのロゴが
いちいち、いかす。
そんな7'をリリース。
その中のメンバーが、新しくはじめたバンド。
記憶が曖昧ではあるが、何かのライブを観に行ったときの
1組目が彼らで、
ただでさへ、一種独特な緊張感のあるライブハウスの空気。
そこで(初めて観た)ススム氏の毒のあるヴォーカルに
正直恐怖感すら感じた。
鬼気迫るというのか、ピストルズとか好きなあんちゃんが
ジョニーっぽく決めてみました・・・。
なんてのとは、比べる事自体がまちがっているけれど、
改めて「パンク・ロック」って怖さも持っているものなんだと
思わされた瞬間だった。
すっかりPrivatewaysの事で、頭が一杯になったボクは
「BETTER OFF GIVIN'IN」ep「touch and thaw」ep「V.A./ad vice」などを
買い集め、繰り返し、繰り返し、聴き続けた。
MODSっぽいとか、POPと言うのは、ちがう気もするし
NEW WAVEっぽいの一言で片付ける事もできない
決まりの悪いバンド。
曲もAメロがあってBメロ。はいAメロ。んでB。それでCのサビ。
そんなの1曲もない。
BREAKfASTとのスプリット・リリース
MANGROVEレーベルでの彼らは、ハードコアを思わせる。
それでもやはり「パンク」を感じさせるこのバンドがボクは
とにかく好きだ。
そしてそれは、今でも変わらない。
上記のブログを読み返してみても
あながち的外れでは無いきがします。再入荷!
国内盤、ジャケット良好、盤スリキズありますが音に問題ありません。
A touch and thaw
B Nobody in the sky
詳しくは
ブログにて!