わたしたち生物はいったい、どこからきたのか？
相対性理論やらビッグ・バンやら、専門的になってしまうとまったく手が出なくなってしまう宇宙のはなしですが、ちょっと読んでみよう、という気もちにさせられるのがこの一冊。
フランスの週刊誌レクスプレスの副編集長ドミニク・シモネさんを案内役として、宇宙物理学者、分子生物学者、古生物学者の3人との対談形式でこの宇宙と地球と人類の誕生に迫ります。
長いあいだキリスト教をはじめとした宗教の点からいって反対されていた議論のことや、やはり宇宙のどこかに地球のような星があるであろうこと、などなど、わかりやすく楽しみながら科学のことを知ることができる1冊です。
ちくま文庫2006年初版、ウォーターダメージあり。送料はゆうメールですと180円です。