2014年、2016年とこっそり来日し、音楽通たちを秘かにわかせていた、米ナッシュビルのバンド、James Wallace & The Naked Light。現在バンド名を改名してスカイウェイ・マンとなった彼らの、レーベルの閉鎖により発売されず後に限定アナログでのみ発売されていた2ndアルバムが、時を経て国内盤としてようやく陽の目を浴びることとなりました！
古いジャグ・バンド？でもなんだかスペイシーな電子音も入っているし、いったいだれ？
2曲目の「Colored Lights」をはじめて聴いたら、きっとそんな気になるはず。なんともユニークでコケティッシュで、アニメの主人公みたいなヴォーカルと、時代不明、国籍不明ながらも楽しい気もちになってしまう曲から、どこか懐かしくやさしいメロディにリラックスできてしまう曲まで。40's、50'sの音楽と未来への橋渡しのようなアメリカーナ、それが彼らのサウンドです。
現在アメリカはリッチモンドにて裏音楽界を騒がす時のひと、マシュー・E・ホワイトによるプロデュース、彼のレーベルSpacebombに所属するNatalie Prass他が参加、サックスやクラリネットといったホーンの響きと、ラテンやアフリカンのリズムも感じるパーカッションが、古さと新しさを絶妙に料理されています。
国内盤新品、紙ジャケット仕様、同封の歌詞つき豆本はメイド・イン・チャイナでイラストもかわいいですよ！(Jamesは中国語の通訳を仕事にしていたひとです)
1. This Wind’s Too Cold
2. Colored Lights
3. Worse Things Have Happened
4. To the River
5. He’d Like to Hear It Once Again
6. 4th Demension or Living in Colorado
7. The Wire (Reprise) / Kicked Down the Road
8. Everything Past Mars
9. The Coming (Shark’s Song)
10. Chopping Block